野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

京都でなにする?食べるでしょう(#^.^#)

昨日は大学時代の友人二人と待ち合わせて京都を楽しみました。

最近の私の京都観光は、友人と会い京の料理を楽しむことが中心です。
今回もそのようになりました。
京都在住の友人は食いしん坊で、とても優秀な案内人なのです。
毎回、自分たちでは思いもよらぬようなところに連れて行ってくれます。
「お昼は床を予約したよ~」という連絡があり楽しみにしていました。



床、鴨川に沿ったみそそぎ川に床を張りだし、料理をいただく京都の夏の風物詩です。
私たちが行った店は、風格ある料理屋さんの床で、夜の床は夏の間営業するようですが、昼間は5月だけだそうです。
夏の昼間は暑すぎるのだそうです。
「今だけよ」と友人が嬉しそうに言いました。

京都駅で待ち合わせて、人込みをさけ、東福寺の裏側で青紅葉を楽しんだり、宮川町筋をぶらぶらしながら店に向かいました。
風格ある料理屋さんに着くと、着物姿の仲居さんがでむかえてくれました。
鴨川越しに東山を眺めながらおいしいものをいただきながら、気の合う友人と過ごすひと時。
楽しくないわけがありません。
昨日は晴れとはいえ、ギラギラ太陽が輝くということもなく、程よく雲があり、川風に吹かれながら過ごす床はとても気持ちがよく、食もすすみました。


現在日本料理とイメージされているものは、京都で作られたのではないかと考えています。
京都は野菜は豊ですが、魚など生ものには恵まれません。
それで、いろいろな保存法や調理方が発達したようです。
1000年の都であり、会席調理が発達したでしょう。
お寺の精進料理や茶懐石などもあります。
様々な要素が合わさり発達し、今の日本料理を作り、現在も進行中のようです。
そんな調理法もさることながら、どう供するかの演出力も京料理の特徴です。

床も演出の一つです。
夏の暑い時期、川に張り出した床で、涼を感じながらいただくというのも特別感があります。
自然の中の貴船の川床は素敵でしょう。
でも、鴨川の床は街中のダイナミズムを感じられて、素敵です。
こういう演出はさすが京都ですね。

 

食後は、今の時期修学旅行が多いということですので、密をさけて、城南宮に行きました。ほとんど観光客もおらずゆっくり散策し、最後に友人の家に行きおしゃべりを楽しんで帰宅しました。