11月末の旅の目的地は身延山でした。
身延山、日蓮聖人が晩年を過ごされた霊山ですね。
鎌倉時代、日蓮聖人によって、開かれた身延山久遠寺（身延山妙法華院久遠寺）は日蓮宗の総本山です。
日本有数のパワースポットとしても有名で、パワーをいただこうと、妹と二人でお参りしました。
身延山とその西にある七面山は、山全体がパワースポットなのですが、その中でも特に有名なパワースポットがあります。
山門から菩提梯
本堂・祖師堂
奥の院 思親閣・四本杉
日蓮聖人御墓・御草庵跡
千本杉
ダイヤモンド富士
電車の時間もあるので、すべてを廻ることはできません。
まずは三門から菩提梯。
入口の三門と、そこを入ってしばらくしてから続く急な階段です。
一番の難所でありパワースポット。
菩提梯は高さ１０４ｍ２８７の石段からなります。
南無妙法蓮華経は七文字、４１回唱えると２８７。
お題目を唱えながら登る修行の道です。
ここを登るのが大事らしいです。
下からみると、急な階段だなと思ったのですが、終点は見えているし、何とかなると思って登り始めました。
思ったより、きつかったです。
普通の階段の高さならこれほどきつくはないのですが、一段一段お題目を唱えながら登る階段なんですね。一段一段、高さがある。
途中で何度も足が止まり休みました。
参拝客はすくなかったので焦らず登れて助かりました。
これだけしんどければ余計なことを考えず、ハアハアいって悪い空気も出ていきそうで、体内が浄化され、霊気も入ってきそうです。
久遠寺では本堂と祖師堂にお参りをしました。
境内は枝垂桜の木が何本もありましたが、立派な桜の木で、春になったらさぞ見事でしょう。
御朱印をいただいて、本堂裏手のロープウェイで奥の院までいっきに登ったら、奥の院思親閣にお参りして、展望台から周りの景色を見ました。
北側展望台からは七面山、ロープウェイ駅の展望台からは稜線の向こうに富士山が見えました。
きれいな前方の山の稜線の向こうに見える富士山が、神々しいです。
３月と９月の年２回、数日だけ見える、ダイヤモンド富士も有名なパワースポットですが、この日の富士山からもパワーをいただいた気がします。
ここで充分富士山の霊気と身延山の霊気をいただいて、下山することにしました。
ロープウェイで久遠寺までおりて、そこからは、菩提梯ではなく、坂を下りることにしました。
後悔しました。
坂も傾斜があり、滑るのです。
階段のほうが楽だったねと妹と言い合いながらおりました。
晴れていて本当によかった。
雨の時だとさぞや滑るだろうな。
ジグザグ歩きでやっと下までおりて、バスに乗って、次の目的地に進みました。
これで境内ですごすこと３時間くらいの行程です。
ほかのパワースポットも行きたかったのですが、電車に遅れると、次は２時間くらい待たないといけないので、あきらめました。
それでも、霊気をあびてパワーをいただいた感じがして、満足して、山寺のお参り後の定番、温泉に向かいました。
