野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

(趣味) 蒔絵のための手板を作ります。磨き編

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手持ちの練習用の手板が少なくなってきたので、昨日は手板を作り始めました。

手板、「何だろうな」ですね。
油絵はカンバスに絵を描きます。
手板は蒔絵のカンバスのようなものです。

教室でお願いすると、ハガキ大の大きさの手板が2000円以上するのです。
ネットで探しても、もう少し小さめに見えるので、安い所で550円。
もちろん品質が違うのでしょう。
でも練習用です。
ハガキ大ですよ。
毎日基本練習したいと思ったら枚数が欲しいです。


描く練習だけなら、表面のツルンとした黒いタイルでもできますが、そのほかのことも練習していくとなると、漆、または新漆といわれる塗料で作ったものが欲しくなります。

こうなれば自分で作るしかありません。
自己流ですが、作ります。
今回2回目です。
前回の失敗も踏まえて作っていきたいと思います。

蒔絵をするためには、表面に凹凸がないようにしなければなりません。
その為には、塗料を塗る前の作業が大事です。
木の表面をツルツルにする作業ですね。

木の表面を整える
漆、または漆類似塗料を塗る
乾かす
サンドペーパー等で磨く
塗料を塗る
乾かす
磨く

 

これを繰り返します。
何度塗するかは状態によりますが、家での練習用なら、木をしっかり均しておけば、2回くらいでいいかなと考えています。

 

昨日はその作業の一回目をしました。


使用する木は、家にあるリフォームに使った端材を使うことにしました。
本当は、もっと表面が滑らかな木を使ったほうが楽なんですが、あるもので作ることにしました。


木の表面をサンドペーパーで平らにします。
最初はサンドペーパーの40番くらいで表面を均します。
手作業では時間がかかるし辛いので、電動サンダーを使います。
電動サンダーを使っていると、板が動くので、足で押さえながらサンダーをかけます。
その為、大きいほうが作業が楽なので、手板の大きさには後で切り、端だけ手で鳴らします。
手で触って滑らかになったなというくらいのところで止めます。

 

やっぱり表面ツルツルした木を探した方が楽です。
次回からはそうしよう。

粗削りが終わったら、今度はサンドペーパーの目を細かくして削ります
十分平らになったら塗の作業に入ります。

結構面倒な作業が続きますが、やってみると結構楽しい。
時間をかけて、物を作っていくというのが楽しいんでしょうね。