野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ヘルプマークを見つけました

f:id:kiiroipost:20210813222024j:plain

ちょっと前、ある方のブログでヘルプマークの存在を知った。
今日、たまたま市役所に手続きに行くときに乗ったバスの窓にヘルプマークのステッカーが貼ってあった。
市役所に着いたら、ヘルプマークのポスターが貼ってあった。
今まで、気が付かなかったけれど、ヘルプマークって、公共のいろいろなところで周知しているんだ。

ヘルプマークとは、外見からはわからなくても、援助や配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう作成されたマークだ。
対象は、障がい者の方、義足や人工関節を使用している方、難病の方、妊娠初期の方など幅広い。
交通機関で席を譲ったり、街中で声をかける。災害時の避難支援などを期待される。
対象者からの申し出により、ヘルプマークを配布される。

今年の3月、友人に誘われて、障がい者サポーター講座を受講した。
生涯を持つ方を街中で見かけたら、どのようにサポートしたらいいかという講座だ。
最初に、サポートの一般論が講義され、ついで視覚障害と身体障害の方の、体験的な話、最後に駅の階段フォームを使ったサポートを体験した。

 

障がい者といっても様々で、求めるサポートも違う。
町に出ている視覚障害の方は、割合慣れている方なので、ちょっとした手助けでいい方が多いようだ。
講座でお目にかかった視覚障害の方は、街歩きにもずいぶん慣れた方で、階段を上る速さなど、私より早い。
そうした方には慣れた場所で、下手な誘導するのは逆に迷惑だ。 

その方は、18切符旅が趣味ということで、駅員の援助を得たり、スマホの音声誘導を聴きながら一人旅をしているそうだ。
ところが、駅の外で食事をしようとすると、スマホの誘導の通り行っても、見えないため、本当にその店かわからない。そんな時声をかけてくれるとありがたいと言っていた。
必要なサポートは人それぞれ。
ちょっと困っていそうと思ったら、一声かけて、相手にどんなサポートが希望か聞くのが基本だ。


しかし、声をかけるというのは、簡単なようでも、私には難しい。
たとえば、この方が喫茶店の前でウロウロしていても、声をかけたほうがいいのかどうか迷うことがある。
電車で席を譲るのだって、声をかけても、結構ですといわれることはある。
ヘルプマークで、サポートを求めていますよということがわかれば、こちらも声をかけやすい。
いい制度だと思う。

ヘルプマークをつけている方を見つけたら、「お手伝いできることはありますか」と声をかけてみようかな。