師走です。
色々バタバタする前にノンビリ笑おうと名古屋の大須演芸場の寄席に行ってきました。
話芸は、話の面白さもありますが、語り口の面白さというのが大きいのだと思います。噺の面白さだけならテレビでもSNSでも様々なメディアで楽しむことができますが、語り口はリアルで聴いた方がわかりやすいです。
実際に生で聴くのがいい。
大須演芸場はそれほど大きくない会場で演者との距離が近いのがいいです。
背景も提灯などあって風情があるのが気に入っています。
名古屋まで行かなくちゃならないのですが、JRに乗ってお出かけ気分が高まるというのも気分がかわります。
問題は電車賃と席料等でお金がかかることかな。
でもたまの事ですし、今年の冬は年内の旅行を取りやめたので「いいよね」と出かけました。
入りは程よいソーシャルディスタンス( ̄▽ ̄)
フラッと行ってもチケット買えました。
この気軽さも好きなんです。
大須演芸場の定席は月初めの7日間。
12月の料金は当日3300円(シニア割3000円)
一日二部入れ替え。
今日は11時からのに行きました。
演者は日によって異なりますが、今日は、登龍亭獅鉄(落語)桂慶治朗(落語)酒井直人(漫談)林家錦平(落語)柳谷三亀司(曲芸独楽)登龍亭獅篭(落語)アンダーポイント(漫才)桂米團治(落語)の8席がプログラムされていました。
なぜか中入り直後三亀司師匠の前にコスプレ姿の立川わんだ師匠が乱入。
キャプテンわんだ?
次の三亀司師匠と二人で独特の世界を作っちゃいました。
私は落語は好きですが、落語ばかりの会よりも色物が混じっていたほうが好きです。
大須の定席はいろいろあって飽きません。
落語家さんも地元の登龍亭一門はもちろんですが、江戸の落語と上方の落語が両方聴けて、それぞれの色があって面白いのです。
気ぜわしい気配と離れた中で2時間、咄家さんたちの語り口に聴きいったり笑ったり、スッキリさせてもらいました。
初席新春特別寄席は芸妓さんの踊りなども加わり華やかで楽しそうです。
「ツレは新春も来ない?」というのですが、新春はすぐ近くの大須観音への初詣客が多いし、その流れで寄席というパターンも考えられます。
前売り券買っておいた方がよさそうです。