今日は、ミカンを買い出しに三ケ日に出かけました。
ミカン農家さんにお歳暮分もお願いして帰りがけ少し話をしました。
今日行ったミカン農家さんは規模を縮小しているそうです。
高齢で山の斜面を使ったミカンの栽培は、高齢化すると作業がつらく、縮小せざるを得ないとのこと。
それだけでなく、獣害や盗難もあり、収穫が減っているそうです。
「鳥や獣だけでなく泥棒もあるんですか」と聞くと、「あるんですよ」との返事。
「鳥や獣なら仕方がないけれど、せっかく丹精したミカンを盗まれるとガッカリする」と言っていました。
近年農作物の盗難被害が多発しているようで、ニュースでも見ることがあります。
農作物盗難被害は未解決の事案が多い状況だそうです。
農作物だけでなく肥料など盗まれることもあるようです。
生産者個人としては、農作物の保管に気をつけたり、園地への侵入防止策をする必要があるでしょうが、広い農地は人の目が行き届かないことも多いし、屋外の広い範囲だから侵入もしやすいし、対策は大変です。
盗難防止策としては、地域やJAなどが協力してパトロールなどやっている所もあるようです。
そうしたところでは、ある程度効果があったということです。
金銭的な損害も大きいですが、生産者にとっては意欲を失わせる深刻な事態です。
農業継続にまで影響が出ることだってあるでしょう。
農業って大変だよ。
何で人が苦労して育てたものを盗むかなぁ、