野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者、災害の時どうする?

今朝がた雨音で目が覚めました。
深夜から未明にかけて大雨が降ったようです。

このところ毎年のように大雨の被害が起きています。
先日、叔母の所に行ったとき、災害時どうするかという話になりました。

 

叔母は、鉄筋のしっかりした作りのマンションの上の階に住んでいます。
土地の地盤もしっかりしていて、崖等もありません。
水害等には比較的強そうです。
大雨や台風でしたら、避難所より安全そうです。

「そういう場合は家から出ない方がいいね」ということになりました。

 

 

でも、地震災害は異なります。
東海地震はいつ起きてもおかしくないと言われています。

 

避難所は、ベランダからみえます。
ほんの近くに見えるけるど、叔母があそこまで行けるかどうか。

叔母は歩行器を使って歩くことができる歩行レベルです。

警報から地震の発生までそれほど時間はないでしょう。
地震が来るまでに避難できるとは思えません。
それはほとんどの人がそうでしょう。
この時点では家で比較的安全なところに逃げ込むくらいしかできそうもありません。

 

地震が起きて何とか無事だったその後どうするかが問題です。

東海地震が起きたら、無事だったとしても私も身動きできなくなるでしょう。
災害時にすぐ駆けつけることはできません。
叔母の子どもたちは遠方ですので、一段落してからなら引き取るとかできるでしょうが、急場の役には立ちません。

叔母は、避難所までは行けそうもないし、水や何日分かの食料はあるし、避難せず家に居るといいます。

建物が無事ならばその方がいいかもしれません。

 

でも、支援は避難所を中心になされます。
余震もあるでしょう。
不安の中、一人で大丈夫かということもあります。
何時まで続くかもわかりません。

 

被災状況の度合いにもよりますが、避難所も全員を受け入れることはできないでしょうから、自宅待機の人々はいるでしょう。
叔母の住んでいる集合住宅でも、自宅待機の人はいるかもしれません。
せめて、声を掛け合うとか、様子を確認しあうくらいの助け合いができるといいのですが。


災害時は自分の身は自分で守るしかありません。
健康な若い人でも難しいことです。
高齢者では体が動かず、緊急時自分の身を守ることができない人も多いでしょう。
どうしたらいいのかなぁ。