野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ダメな私ですが、自分が嫌いという感覚はあまりありません。

庭の桔梗がきれいに咲きました。
小紫って言うんですか、桔梗や竜胆の青は心惹かれます。



今日は晴れかと思っていたら、曇り空。
最後に一枚だけ残しておいた毛布の洗濯をしようと思っていたのに・・・

「晴れていなくても降水確率は20%になっているから、いいや洗っちゃえ」と洗って干したのですが、雲が多くなってきました。
失敗したかな。

こういうことはよくあります。

私の性格は、気が短くて、おっちょこちょいです。
時々失敗して、「あ~あ~」と思うことがあります。
こんな自分が嫌になることがあります。

かといって自分が嫌いかといったら、そんなでもありません。
その時々で自分を嫌いになることはありますが、嫌いをずっと引きずりはしません。
こんなもんだなと思っています。

 

「自分が嫌いで苦しい」とおもっている方の中にはそれなりの理由を抱えている方がいると思うので、一般化はできません。
これは私の場合です。


おっちょこちょいだから失敗するし、理想とのギャップは悲しい。
劣等感をだいたり、なんでこんなにダメなんだと思うことはあるけれど、時間がたてば立ち直って仕方がないなと思うようになりました。

コミュニケーションは苦手で、上手に人と付き合える人がうらやましいってことは今でもあります。
だからって、自分を嫌いになる必要はありません。
具体的に何かあると落ち込むけれど、割合はやく立ち直ります。

 

開き直りなのでしょうね。


でも、ダメな私も私なんです。
弱虫でヘタレだけれど、周りに多少迷惑もかけたかもしれないけれど、70歳近くまで生きてきて、ここにいる。
ならば、いいじゃないですか。

 

人は素晴らしいこともするけれど、基本そんな大したものじゃないって思っています。
素晴らしいでもなく、ダメでもない。
両方持っている。
そうして状況により素晴らしくも、ダメにもなる。
年をとってきたら、そんな人間観になってきました。


両面あるなら、自分を嫌いになる必要もないと思うのは、私は楽天的な性格なのでしょうか。
自分ではそうは思っていないですけど。

こんな私は、自分がたまに良いことをすると、すごい、よくやったと喜びます。
失敗をすると、事実だから仕方がないねと、最終的には受け入れます。(受け入れに多少の抵抗はします)

ダメな自分でも、自分はこういう人間なんだっていう事実と感情を客観的にとらえると、冷静になって、楽になるような気がします。
私はそうして自分を嫌いになることを避けてきたのかもしれません。

自分が好きとか嫌いとかいう感覚はあまりありません。
自分が大事なんだなという感覚はあります。
大事な自分をいたわってやりたいです。