野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

公園のベンチでたたずむ高齢者

公園に行くと、一人で長い事ベンチでたたずんでいる高齢者を見かけることがある。
以前の私は、「家にいるとさみしいのかなとか、居場所がないのかなとか、公園で暇つぶしをしているのかな」と思っていた。
失礼な話だ。

高齢者になって、自分が公園でボーっとして過ごすことが増えてきた。
それでわかったことがある。
単に気持ちがいいからいるんだって。
今ぐらいの時期の晴れた日中、公園の木陰でボーっと過ごすのは、心地よいよ。

 

もちろん、暇つぶしの人もいるだろう、居場所のない人もいるだろう。
私はそんな方向でばかり見ていた。
「かわいそうに」って思う時もあった。
よく考えると、「かわいそう」って言葉は使いどころが難しいね。
優越感の発露ってことがあるから。


ステレオタイプでものをみていたんだね。
高齢者→社会的孤立→さみしい→気分を紛らわすため公園でたたずむってね。
想像力がないな~。

 

いろんな人がいるんだよ。

 

自分が体験しなきゃわからないって、自分の頭の固さが嫌になる。


ちょっと見じゃその人のことはわからない。
何でニュートラルに物事をみられないのかな、私。