野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

紅葉狩りのつもりが、こんなところにも災害の爪痕が

そろそろ紅葉が始まったかなと、森町の小國神社に行ってみました。
小國神社の社領の宮川の川縁は、当地方の紅葉スポットです。

 

森はまだ緑が濃く、一部葉が色づき始めたばかりです。
紅葉の盛りはまだまだのようです。

 

それよりも、宮川とその川岸の荒れように目がいきました。
先日の豪雨で被害にあったのでしょう。
川岸が崩れ、土がザックリえぐられて、木の根がむきだしになったところが、あちこちにみられます。
一部には土嚢が摘まれています。
川底は土で埋まっています。

 

こんな宮川は初めてみます。
普段なら、夏には子供が水遊びをする清流です。

 


台風15号による集中豪雨で静岡県は大きな被害を受けました。

ただ、私の住んでいる地域は、床下浸水したところもありましたが、翌日になったら「ひどかったねぇ」といって過去のことにできる程度のものでした。

まだ、生活再建にまで行っていない地域もあります。

しかし、私のように一過性で済んだ地域に暮らしていると、壊れた建物やインフラに関して実際に見ていないので、すぐに日常にもどり、災害を忘れてしまうのです。

 

災害の被災地の状況をニュースなどでは見て知識としては知っていましたが、実感はわきませんでした。
昨日、宮川の様子をみて、集中豪雨を思い出し、「ああ、豪雨の被害はひどかったんだな」と理解しました。

情報として知っているのと、実際に見るのとはずいぶん違います。

何かを理解したかったら、実際に見られるものなら見ておいた方がいい、そんな風に思いました。