一昨日の２０時ころ、かすかに「ドン」という音が聞こえた。
「花火の音みたい」「まさかね」「でも」
外に出てみた。
東の方向が光ったので見ると、「花火だ！」
それから１５分ほどの短い時間だったが、花火を楽しむことができた。
おととしの夏以来だから、約２年ぶりの花火だ。
この日の花火は、私にとって、音と光を楽しむだけのものではなかった。
ほかのたくさんの人も、この花火をみて楽しんでいるんだろうなと、何となく人との連帯感を感じた。
最初のころ、軽く考えていた。
コロナは半年もすれば落ち着くんじゃないかって。
こんなに長引いて社会生活に影響を与えるなんて考えなかった。
いつまでも、感染者数が減った、増えたと一喜一憂して、増えたといっては規制がかかり。
社会全体が、閉塞感でよどんでいるような気がしている。
最初は、頑張ろうと思っていたが、だんだん自棄になってきませんか？
花火はそんな気持ちを浄化してくれるような気がする。
明けない夜は無いよ。
皆、それまで頑張ろうよ。
もうちょっと頑張ってみますか。
