野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

母の介護が終わって

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母が亡くなって8か月がたつ。
昨年4月に、転倒し、骨折して動けなくなった。
そして、12月に逝った。

見守りから初めて13年目
4月までは、自律し、自炊もできていた。
ヘルプも家事援助くらいで済んでいたのが、転倒し骨折してから、介護に入った。
独りでどうしていいかわからなかったし、不安だった。
見よう見まねで、とにかくできることをしようと務めた。

介護に関して、後悔はある。
一番の後悔は、自分の視点で動いていたことだ。
もう少し、母の視点を考えればよかった。
自分の生活もあるし、母が倒れた初めのころは仕事もしていたし、やらなくてはならないことで、頭がいっぱいだった。
自分自身がてんぱっていて、とにかく用事を済ませることに意識がいった。
母の思いや立場を考えるゆとりがなかった。
後から考えると、工夫次第でできることもあった。


自分なりに精いっぱいだったと、あきらめてはいる。
でも、思い出すと、心が痛い。

 

心の痛みは学びでもある。
母からの最期のメッセージだ。

これからはこの痛みを心において、人とかかわっていこう。
それが、せめてもの供養と思っている。