このところ、雨が続いている。
今日も朝から強く降ったりやんだり。
途中2日ほど晴れ間もあったが、2週間ほど雨が続いている。
この時期に、こんなに雨が続くのは珍しい気がする。
日本には、400以上の雨の呼び方があるそうだ。
それでは、こんなお盆前後に長く続く雨の呼び名もあるかもしれない。
調べてみた。
長く続く雨の呼び名として、最も一般的なのは「長雨(ながあめ・ながめ)」
6月から7月にかけて続く長雨を梅雨(つゆ・梅雨)または五月雨(さつきあめ)卯の花腐し(うのはなくさし)
3月から4月は菜種梅雨。
秋の長雨は秋霖(しゅうりん)秋湿り(あきしめり)
初冬の長雨はさざんか梅雨。
晩夏の長雨の呼び名が見つからない。
盛夏から晩夏の時期の雨は、真夏の暑さをやわらげたり、大地を潤す恵みの雨としての名前が多い。
喜雨(きう)慈雨(じう)雨喜び 翠雨(すいう)緑雨 瑞雨(ずいう)など。
ピンポイントの面白い雨の名前もある。
洗車雨 七夕前日の雨
酒涙雨 七夕当日の雨 七夕の別れを悲しむ雨
御山洗い 夏のおわりに富士山にそそぐ雨
長く続く雨を表す言葉は、春から初夏と秋に。
夏の盛りや冬の盛りには、現象として、長雨は少ないということでしょう。
今年の気象は、珍しい現象なんだろうな。
雨に関する言葉を探していて思った。
日本語の、気候に関するバリエーションは、なんて多いんだろう。
一つ一つの意味を知ってみると、なるほどと感じる。。
こういう言葉を使いこなせたら素敵だ。