野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

カフェやファミレスは自習室

最近、カフェやファミレスに行くと、パソコンを見たり、何やら学習をする人を見かける。
私も、カフェやファミレスを学習のために利用した。

 

私は、在職中、資格試験にチャレンジしたり、同僚の受験の手伝いをしていた。
手伝いの時は、同僚が休みの日に公民館を手配したり、少人数ならファミレスを利用していた。
自分自身の勉強の時は、カフェやファミレスを利用した。

家で勉強しようとすると、何やかや邪魔が入り集中できない。
それで、カフェやファミレスを使うようになった。
行きつけのカフェは、カードを作り、月の初めに6000円をチャージした。
少し安くなるのがありがたい。


始業の1~2時間程度前に、職場の近くのカフェに行き、集中して勉強をする。
これが基本だ。
難関試験は無理だが、宅建行政書士なら、独学でも1回で合格した。
それほど多い時間でなくても、毎日確実に集中して学習することは、大きな力となる。

 

仕事関係の資格については、資格を取ることも大事だったが、試験勉強をきっかけに、学び続けることが、より重要だった。
きっかけがないと、日常にまぎれて、学ばなくなるから。

音楽や話し声は気にならないタイプだ。
ルーティンとして、学習が習慣化することが大きかった。
誰にも邪魔されず、集中することもできる。

こうして、学んだ経験は、今思うと楽しい時間だったし、自分の自信にもつながっていった。
成果もあがった。
私は40歳で、事務から自分のやりたいことにキャリアチェンジしてから、ずっと契約社員として働いた。
資格は私への評価の一つにもなり、エンプロイアビリティ(雇用される可能性)を上げてくれた。
おかげで、60歳過ぎても、自分でもういいかなと思うまで、好きな仕事で働き続けることができた。

 

カフェやファミレスは、私が働き続けるための学習室だった。
長時間場所を占領した。
ありがとう、お世話になりました。

 

もう資格試験を受けることはないだろう。
これからは、飲食でお付き合い願います。