野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

緊急事態宣言発動下のある観光地

今日は気分転換がてら、御前崎までドライブした。
御前崎海岸、ご存じだろうか。
世界大会も行われたサーフィンのメッカだ。
海水浴場や、岩場の磯遊びポイントもあり、夏にはにぎわう場所だ。
西から行くと、海岸の手前のところで、坂を上りきると、海を見ながら坂を下る絶景ポイントがある。
今日は、絶景ポイントの坂を下りながら、「あれ?」と思った。

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なんか、さみしい。
いつもの夏は大勢いるサーファーが少ない。
人の気配も感じない。
雨のせいもあろう。
しかし、閑散としていすぎる。
秋口であろうと、そこそこの雨くらいならいるサーファーが、週末なのにいないのはちょっと違和感。

 

進んでいって、「ああそうか」と思った。
道路際にある駐車場が軒並み閉鎖されている。
上下一車線づつしかない道路に駐車スペースはない。
緊急事態宣言で、観光客を締め出しているんだ。
海を見ながらぼーっとしようと思っていたけれど、これは無理だ。

 

先に進んで、なぶら市場という産直所に行くと、ここは開いていた。
しかし併設の3件の食事処のうち2件は、緊急事態宣言が終了する9月12日まで休業するという張り紙が出ていて、シャッターが下りていた。
残り1件の食事処には、人が並んでいた。
行こうと思っていたカフェは、休業していた。

本来は昼間の営業が主なところでも、中途半端に店を開けるより、休業した方が、ランニングコストもかからずマシだという判断をしているところもありそうだ。

 

事業者の体力にも、補助金にも限界がある。
いつまでこんなことが続くのだろう。
コロナはしばらくなくならない。

以前も書いたが、ワクチン接種を進め、発症数をへらし、流行スピードを落として社会活動を活発化する必要は大きい。

ワクチンに対する不安もある。
情報、副作用などきちんと情報を開示して、欲しい。

 

それにしても、緊急事態宣言の価値も下がってきたなと感じる。
「またか」と思う。
今度こそ、再び、このような事態にならないように。