昨日友人とランチをした。
その時、友人が「最近コロナで、いろいろな人と気安く会えないことが多いので、手紙を出している」と言った。
「メールじゃないの」というと、
「メールより、気持ちがこもる気がするし、ハガキなど選ぶのも楽しいから」と言う。
最近は、郵便局は暑中見舞い用のハガキは販売しなくなったようだ。その代わり、いろいろなレターセットを売り出していて楽しいらしい。組み立てて金魚鉢にして飾れるようなものもあるようだ。
すぐ届くことや記録も残ることから、メールやLINE、SNSでのやり取りが主流になってきている時代、手紙を書く人も少しづつ増えてきているらしい。
自分が受け取った側に立ってみると、うれしいだろうなと思う。
ネガティブな内容は「かんべん」だけれど、日常のあいさつなどだったら、手書きの字の癖や、選んだ紙やデザインなど、書いた人の個性がみえてくるし、気持ちが伝わるような気がする。
「あの人らしいね」って思ってもらえたらいい。
私は、字が下手なので、書くのは苦手だ。
でも、一生懸命丁寧に書けば、気持ちは伝わる気がする。
誰かとかかわりたいと思ったとき、行動に移さなくては相手に伝わらない。
ここに、知人の何人かと、緩やかにつながっていたいと思う私がいる。
たいそうなことはできないし、したくもないが、短い文章で近況を伝えることができるハガキやレターセットはいい手段だと思う。
もらうほうも、送るほうも楽しくなるような時候の挨拶は、ちょっとした新鮮な気持ちをもたらすかもしれない。
久しぶりに暑中見舞いを書いてみよう。
