明日はボランティアの日本語教室です。
今週は出ずっぱりでバタバタしていたので、やっと予習を開始しました。
テキストを開いてみると・・・・
文法事項は敬語の使い方です。
敬語ねぇ。
自分だって使いこなせる自信がないのに教えるって・・・
それでも、やらなきゃなりません。
使っているテキストは、敬語としてまとめて文法を教えるものではありません。
文脈の中で個々の敬語の使い方が出てくるものです。
それはキチンとおさえて、説明できるようにしておかなきゃなりません。
それと、生徒さんはわからないとどんどん質問してくるので、敬語の基本知識だけでも説明できるようにしておかなきゃね。
おさらいしました。
カンニングペーパーも作りました。
こんなの
1,敬語の種類
尊敬語 相手に敬意(尊敬の気持ち)を表す。相手の動作に続く。
主語が目上の人謙譲語 私が、目上の人に言ったというニュアンス。
主語が自分または自分の側の人
丁寧語 丁寧に言って敬意を表す。
- 敬語の重なり
丁寧語は尊敬語や謙譲語と重ねて使われることが多い。
尊敬語と丁寧語 先生が いらっしゃいました(いらっしゃい まし)
謙譲語と丁寧語 明日 ご連絡します(ご連絡し ます)
尊敬語
謙譲語
丁寧語
基本形
「お~になる」
「ご~になる」
「れる」「られる」お~する
ご~するです
ます尊敬・謙譲・丁寧の意味を持つ動詞(例)
なさる(する)
いらっしゃる(いる、行く、来る)
おっしゃる(言う)
召し上がる(食べる)
ご覧になる(見る)いたす(する)
うかがう・参る(行く、聞く)
申す(言う)
いただく(食べる)
拝見する(見る)ございます(ある)
尊敬・謙譲・丁寧の意味を持つ名詞(例)
先生、殿下、方(人)、あなた
家内(妻)、わたくし(わたし)手前(わたし)
接頭語(例)
ご両親、お言葉、ご立派な、お美しい
粗品、愚息
拙宅
接尾語(例)
妹さん、伊東殿、山本様
わたくしめ
わたしども
お茶、お菓子、ご飯
例
先生がおっしゃる。
私が申し上げる。
言います。
*「れる」「られる」は受身、可能、自発、尊敬の4つの使い方ができる。
尊敬の意味で使う時は、①敬意を表すべき人の動作につく②他の尊敬語に言い換えられるという特徴がある*「れる」「られる」をつけることで尊敬の意味を表すことができるが、
「食べられる」 「言われる」のような言い方は「食べられてしまう」「言われてしまう」のような受身の意味にとられる可能性があるため、
「召し上がる」「おっしゃる」という尊敬の動詞を覚える事。
まとめてみると、基本は意外と規則的です。
これに相手がわかるように例文を入れながら説明できる程度まで、今日は予習をします。
テキストの問題の説明もできるように予習しなきゃならないし、今日は一日日本語の勉強かな。
私は、専門教育も受けていませんし、日本語を意識したこともありません。
友達にのせられて、成り行きでボランティアを始めました。
頑張って日本語の学習をしている人の手伝いをできるのは嬉しいし、自分自身が日本語を学んで能トレにもなっています。
私にとってメリットはあるのですが、「いいのか?私が先生役で」と疑問に思っています。
テキストに添って、生徒と話し合いながらともに学習しているというスタイルしかとれません。
出来ることをやるしかないですね。
さて、勉強の続きをしましょう。