野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

アートを訪ねて島歩き 豊島美術館など

今年は「瀬戸内交際美術祭」が開かれます。
瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台にした現代アート展です。


chi-artfest.jp

 

始まって人が多くなる前にちょっと覗いてみようかと、先週豊島に行ってきました。
本当は12の島をのんびりめぐりたいのですが、そうもいきませんから。
1つだけなら直島か豊島です。

豊島に行くことにしました。

宇野港からフェリーに乗り1時間ほどで唐櫃港に着きます。
ここから同じ豊島にある家浦港まで歩きながらアートめぐりです。
開催前なので見られないものもありますが、見られるものだけで十分です。

 

唐櫃港からすぐ近くにイオベッド&ポンズという作品があります。
バスケットコートがたくさんついている作品です。
ほかに誰もいないので、ボールを投げているうちに楽しくなってちょっと時間を使いした。

 

唐櫃美術館は閉館だったので、島の道を豊島美術館に向かって歩いていきました。

とてもいい天気だったので、瀬戸内海を見ながら丘を登っていくのは気持ちのいいウォーキングです。
車にも人にも合いません。
丘を登っていくと、棚田が見えてきて、その向かいが豊島美術館です

 

benesse-artsite.jp

豊島美術館の展示物はたった一つ。
西沢立衛さんの建造物に内藤礼さんの作品が展示されています。
中に入って水の流れを見ていると、くつろぎます。
人も少なくて、思い思いに座っています。
作品を鑑賞するというより、そこの時間と空気を味わっている感じです。
とてもいい時間がながれて、気持ちがよくて、思わず長居をしてしまいました。

体が冷えてきたので、また島歩き再開です。
途中作品や景色を見ながら、島歩きを楽しみました。

 


家浦港まで戻ってきたら、帰りの船の時間の都合で近くの作品豊島横尾館と針工場のどちらかしか見られません。

横尾館に行ってみました。
横尾忠則の絵画は初めて見たときは新鮮でしたが、今更驚きはしません。
でも、暗闇をうまく使ったインスタレーションにはドキドキしました。
感覚がおかしくなったような。
行ってよかったです。


瀬戸内の自然と現代美術を楽しんだ一日でした。