野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者狙いの詐欺から、自分や家族をまもらなくちゃ。

叔母の家で、昼を食べながら話をしていたら、電話がかかってきました。
出ると、「中日デパートですが、Aさんのお電話ですかといいます。」

 

「家族のものですが、どのようなご用件でしょう」と聞くと、ガチャぎりされました。


叔母に言うと、「中日デパートなんてしらないわよ」

そういえば中日デパートなんて聞いたこともありません。
検索してみても、そんなデパートはありません。

 

「詐欺電話だね」「絶対そうだね」と顔を見合わせました。
「最近多いのよ、昨日は、携帯に電気料金未納ですがという電話があったし、不用品買取の電話は時々くるし。前に、Bさん(次男)が事故を起こして・・なんているのもあったわね。最近変な電話が多くて困る」とのこと。

オレオレ詐欺架空請求に不用品引き取り商法ですか。
高齢者を狙う詐欺や悪徳商法のオンパレードですね。

高齢者を狙う特殊詐欺は、実感としてまったく減る様子はありません。
対策として、「電話を留守電にしたら?」といったのですが、「友達からかかってくるから」と言います。
「それなら必要な電話番号を登録して、表示を見て知らない人からの電話は出ないようにした方がいいね」という話になりました。

「なんで、こんなことするかな」と腹が立つのですが、腹を立てても自分を守れません。

せめて、どんな危険があるかを知っておくことだけでも、用心になります。

代表的な特殊詐欺や悪徳商法は次のようなものです。
叔母にも伝えて用心するように言っておきました。


オレオレ詐欺 子どもなどを装い「トラブルでお金が必要になった」と金銭をだまし取る詐欺。
架空請求   実際利用していない商品やサービス代金を請求して金銭をだまし取る詐欺です。最近はこれが多いです。メールなどの返信はしてはいけません。
還付金詐欺 公的機関を名乗り、還付金を受け取れますと連絡してきて、手数料名目で犯人の口座に振り込みさせることが多い。
金融商品詐欺 架空の投資話を持ち掛けて金銭をだまし取る。

この4つが代表的です。

そのほかに、次のような悪徳商法もよくあるようです。

不用品買取を口実に中に入れたら、貴金属など高価な品を強引に買い取る。
点検商法・リフォーム商法 屋根・外壁等点検を装い、点検後に不安をあおり契約や商品の購入をあおる

 

あわてて行動せず、確認と相談が基本です。
相談は家族が無理でも、消費者センターなど専門窓口もあります。
あらかじめ調べて電話番号を電話の近くに貼っておいてもいいかもしれません。
また、知らない人を家の中に入れないことも大切です。

 

どんどん新手の詐欺が生まれているようです。
アンテナを高くして、情報を得て、自分や家族を守るようにしなきゃいけません。