久しぶりに美容院に行ってカットをした。
「キレイなグレィヘアーですね」と言われた。
ただの白髪頭なんですけどね。
「白髪は白髪だろうに」と憎まれ口を心の中で思いながらも、悪い気はしない。
どこかポジティブな印象に代わっているような気がする。
言葉は面白い。
同じ内容でも言い方によって良くも悪くも取られる。
「暗い人」と「もの静かな人」
「派手」と「華やか」
「滋味」と「落ち着いた」
言葉の選び方ひとつで、良くも悪くも、相手に与える印象は変わる。
水がコップに半分しかない。
水がコップに半分もある。
否定的表現を避け、肯定的な表現をすると印象は全く違う。
否定的な印象を持った時、ほかの言葉に言い換えてみると、気分が変わることがある。
否定的な表現を避け、肯定的な言い方を心がけることで、人間関係のトラブルを減らせることもある。
「ものは言いよう」とは至言だと思う。
こういうところに、神経が行くようになると、人間関係がうまくまわって、生きやすくなるような気がする。