ジギタリスの花が咲きました。
ジギタリス、れっきとした毒草です。
古典的なミステリには時々出てきたりしますね。
ミステリの中にはいろいろな毒物が出てきます。
クリスティは毒薬使いの名人でした。
作品には、毒性のある植物も多く取り入れられています。
ベラドンナ、ジギタリス。毒ニンジン、トリカブト、ジギタリスなど。
そんなミステリに出てくる毒草ってどんな植物なのだろうと興味を持っていて植えてみました。
ベルのような白が連なるきれいな花です
日常にあるきれいな花と毒性。
この組み合わせがミステリっぽくていい。
悪魔の草とよばれるベラドンナも面白い。
悪魔や魔女が好んでワルプルギスの夜を除いて手入れに励んでいるのだそうです。
強い毒性が古くから知られていたのに、ルネッサンス期のイタリアの婦人たちは美容のために使っていたのだそうです。
目を大きく美しく見せるために葉の汁を点眼していたというからガッツがあります。
面白そうな植物です。
名前もベラドンナというとおどろおどろしいような響きですが、Bella Donnaなら美しい淑女という意味です。
この花も植えてみようかな。