野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

犬服、かわいいけど、大丈夫?

 

新年二日目は叔父のところに年賀の挨拶にいきました。
玄関を入るとワンコのお出迎えです。

 

何これ、かわいい。
ワンコが洋服を着ているじゃありませんか。
まっ赤な服にミニーマウスのアップリケ付き。
白っぽい毛色にあっています。

 

ちょうど良いサイズで、ワンコも馴染んでいるようです。
意外でした。
高齢男性がワンコに服をきせるとは。
おまけに「少し大きかったので丈をつめたらちょうどよくなった」そう。
自ら裁縫までしたんですか。

 

それにしても、ワンコに洋服を着せるのはいいことなんでしょうか。
疑問です。
だって、毛皮の上に服を着るって、着ぶくれっていいません?
皮膚呼吸とか温度調節とかかえって心配になります。


人は自分の体を保護する必要から服を着ます。
でも・・・・

 

犬に服は必要なんでしょうか。

調べてみました。

基本的には、動物には服は必要ないそうです。
しかし、人と生活するうちに時として必要になる場面があり、犬種と風土との関係から必要なこともあるようです。

 

服を着せた時のメリット

①熱さ寒さをやわらげる。
冬場には、子犬やシニア犬、ヘアレスドックはもとより、室内犬は外飼い犬より体温調節がうまくできないので、こうした犬には服は有効です。

②ケガや汚れの予防
散歩中、藪にはいって皮膚を傷つけたり、そんなこともありますね。
汚れもつきます。
そういう時にいいでしょう。
薬など塗った時になめてしまうのも防げます。

③脱け毛対策
抜け毛のシーズンには家じゅう毛だらけになることがあります。
これは防げますね。

 

デメリットは

①服を着せることで犬にストレスがかかることがある

②皮膚や被毛の状態がわからない

 

なので、上記のデメリットを踏まえて注意点がいくつかあるようです。

①犬が嫌がったら服は着せないもしくはなれるよう工夫をする。

②犬の状態を知るためにも、服は着せっぱなしにせず、皮膚の状態を確認し、ブラッシングもしてやること。

③人は熱ければ薄着になり、寒ければ服を重ねます。自分で脱ぎ着を調節できない犬には、飼い主が気温によりこまめに脱ぎ着させて体温調節させなくてはいけない。

④服の材質により、静電気が発生し毛玉ができやすくなったり、通気性が悪いと脱水上場の可能性が出たり、装飾は誤食の可能性もあり、適切な服を選ぶ。

⑤犬は匂いに敏感なので、洗うときの洗剤は、重曹や犬用の洗剤など使い香りにも気をつける。

 

こんなところが基本的な注意点のようです。
かわいいからっていうんじゃなくて、犬の様子に気を配りながら着せることが大切なんですね。