野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

たまには落語もいいもんだ

目を休めようと思いましたが、好きなことは目に負担を掛けそうなことばかりです。
それでも、昼間は山の方にタケノコなどの買い出しに行き、タケノコを茹でたり蕗を量ったり、片付けしたりで過ごしましたが、夜をどうしよう。

いつもは本を読んでいますが、本もテレビも目に良くなさそうだし、寝るには早いしどうしようと思っていたら、ツレが

「落語、聴く」と言いました。

 

落語、久しぶりです。
忙しくなる前は、ツレと二人で時折落語会などにも行っていました。
地方だと、定番の寄席はありません。
ホールの落語会だったり、自主的にやる物だったりします。
特に、新居の本果寺でおこなわれる寄席は好きでした。
もう30年以上続いている寄席の会です。
「寄せ集めの会」というところが主催して、本果寺の庫裏でおこなわれます。
最初は滝川鯉昇さんでしたが、この頃はいろいろな咄家さんです。
本果寺は講談の会などもやっていて、ご住職がお好きなのでしょう。
知人に教えられたこの会で私は落語を初めて聞きました。



CDなどももっていますが、それはだいぶ聞きこんでいるので、ネットで公開されているものから聞くことにしました。
今はいろいろな落語家さんの噺をネットで聞けるので便利です。

お茶と茶菓子を用意して、開演です。

ツレの選択で、小さん師匠の「たぬき」を聞いてみました。
それから「ちはやふる」があったので聞いているうちに、いろいろな落語家を聴き比べてみようということになり、聴き比べになってしまいました。
ネットって、こういうことが簡単にできるのですごいです。
談志、志ん生、小さん、鯉昇、小三治、それから初めて聞く若い落語家さんたち。
同じ演目でも、咄家さんによって変わります。
それを聞き比べるのも楽しい趣向でした。
ベテラン勢は噺の世界をつくるけれど、若い人は噺をしているという感じなのも面白かったです。
落語は基本、年季がいるんだなと思いました。


昨日の夜も、落語を楽しみました。
志ん朝で2席
「火炎太鼓」「おみたて」です。


夜のお家落語会、定番になりそうです。