野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

老いの準備 エンディングノート

まだ死が身近という感覚はありませんが、何が起こるかわかりません。
でも、なにかあった時に、通帳やクレジットカード、保険関係、そういうものの所在が明確でないと残された者は困るでしょう。
配偶者が生協の出資金に思いが至るとはおもえません。
なにかあってからじゃ遅いし、弱って気力がなくなってからでは作成する気にもなれないでしょう。

 

何かあったときに、そうしたことで家人が困ると嫌だなと思います。
準備しておいた方が自分の落ち着きそうです。
そこでエンディングノートを準備することにしました。

 

エンディングノートには自分史や人生で大事にしてきたことなど記載する項目もあります。
記載することがずいぶん多いことに、ちょっとうんざりしました。
でも、この際自分を振り返ることは、今後も自分らしく生きるということがどういうことかを見つめるために意味があることでしょう。

 

 

自分に何かあった時の不安を解消し、どのようにしてほしいかという希望や親しい人へ伝えたいことを明らかにしておくことは、必要なことでしょう。


介護について誰に介護してほしいか、介護費用などをきちんと考えることは、家族との関連性や自分が準備しておかなければならないことの洗い出しに役立つでしょう。。

 

老衰末期での自然死は、栄養や水分の補給ができない方が楽に行けるという学術的知見があります。
痛み止めなど必要なことだけで、余計なことはせず、平穏死を望んでいることなどは知っておいてもらうことは大切です。
なかなかかけないこともありますが、かけるところから書いていけばよいでしょう。

 

あってほしくないとは思いますが、認知症になった場合、本人の意思がわからず家族や介護の現場を混乱させないように少しでも手掛かりを作っておくことは必要でしょう。

 

こうしたことの希望を一つ所にまとめておけば、役に立つこともあるでしょう。

市販のエンディングノートをみていると、いろいろ書くことが多くて大変です。
すぐには完成できないでしょう。
でも、これを考え、考え記入していくことで、自分の気持ちも明らかになりそうです。

 

以前ブログでみて気づいたのですが、気持ちは変わることもあるし、状況も変わります。
エンディングノートは更新しなければならないもののようです。
そこで年1回は見直しをすることにします。
12月の終わりに1年の見直しをすると振り返りにもなっていいのではないでしょうか。