野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者とおしゃれ

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一つ下の友人が何年か前から急におしゃれになって、素敵になっていきました。
彼女は身だしなみはきちんとするけれど、ユニクロの服を愛用して、着やすさを旨としていたのですがね。
その彼女に「急にどうしたの」ときいたら、
「若い人はそれだけで美しさがあるけど、年を取ったら違う。少し気をつけなきゃと思った」とのこと。

 


ごもっとも。
年を取って、見た目を気にしなかったら、老いて容姿は衰えるのだから、きたな作りになる可能性はあります。
それでも、気にしないというのならそれもいいのですが。

 

自分自身の体系の変化で着られない洋服が増えたりして、ついつい楽な服装になっていってしまいます。
家に引きこもっていると、服装のことをあまり考えなくなります。
でも、もっさりした自分の姿を何かの拍子に見ると、ちょっとがっかりします。

 


高齢になっても化粧やおしゃれをすることは気持ちを前向きにするだけでなく健康にも良い効果があるそうです。
メイクセラピーなんていう化粧療法が介護施設などで用いられているくらいです。

 

化粧もたまにすると、見た目がかわって気分があがります。
普段化粧をしようとは思わないけれど、身だしなみには気を付けたいなと思うようになりました。

 

最近はちょっぴり気にしながら服を選んでいます。
コーディネートがきまって、自分に似合うと気持ちが上がります。

 


お金を使う気はないので、手持ちの服で合わせているのですが、今までの自分と違うようなコーディネートも可能です。
買ったはいいけれど、着ていなかった服も最近は出番が出てきました。

 

 

ありがたいことにおしゃれの見本もあります。
友人たちはもともとおしゃれな人が多くて参考になります。
昔から映画が好きで、外国映画には素敵なお年寄りが出ていて、それらも参考になります。

 

外国映画に出てくるお年寄りは、年齢相応のやや保守的な感じが多いのです。
シャツにカーディガンやジャケットを合わせたりしている。
もともと、おしゃれというより、身だしなみといいう感じで洋服を整えていたので、カーディガンやジャケットは結構持っています。
藤色やワイン色のジャケットなんていうのもね。
こういうのと、ラフな素材のスカートと合わせると、あっという間に同じようなコーディネートができそうです。

あとは姿勢ですね。
背中を丸めない。

おっと、一番大事なこと。
確固たる個人をもった生き方。
気概といいますか、人生に対する姿勢ですね。
外見は割合簡単にまねできますが、これが一番大事化も。