野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

老いの楽しみ 花は盛りに

少し前に梅のトンネルを見に行ったら、早すぎて蕾が目立っていました。
そろそろ盛りかと買い物ついでに回り道して見に行ったら、もう盛りを過ぎていました。
それでも、ギリギリセーフくらいで、トンネルの上から浜名湖を望む景色も見られたので満足です。
花の盛りをとらえるのは難しいです。

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兼好法師徒然草の中で

「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」
「さきぬべきほどの梢、散りしおれたる庭などこそ、見どころおおけれ」

などとおっしゃっていますが、凡人は盛りの花をみたいのです。

 

行きたいときに花見に行ける状態は、隠居生活の楽しみです。
友人が、「仕事を辞めると、いつでも花見ができるからいいわね」と言っていたのですが、まったくそのとおり。
混んでいるとゆっくり見られないので、平日の午前中に買い物ついでにツレと出かけることが多いです。
すると、同じような年ごろの男女に出くわします。
花見がてらのドライブは、安価な娯楽ですから同じようなことを考える同年代が多いのでしょう。

 

花を愛で、自然とともにあるのは緊張の緩和に役立ちそうです。
お花見という日本の習慣はステキじゃないかと思っています。

 

花を見ながら、あと何回(何年)こうして花を楽しく見られるかなというようなことを考えたりもしました。