野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

梅のトンネル見てきました

今年は花が遅いけれど、そろそろよかろうと梅の花を見に行きました。

長楽寺というお寺さんにある梅のトンネルを以前教えていただき、見てみたいものだと思っていたので行ってきました。

f:id:kiiroipost:20220306082306j:plain



長楽寺は真言宗のお寺さんで、今は庵主様が守っておいでです。
弘法大師空海の建立、江戸時代には寺領7万5千坪、7堂伽藍が立ち並んでいたといわれるお寺です。
ご本尊は馬頭観音様。
遠州3名園と言われるこの地方では有名なお庭があります。
満天星(ドウダン)の花の頃や紅葉の頃は見事な庭です。

 

梅のトンネルは、昔の本堂跡地に続く山の斜面にあり、檀家さん等が戦後に寺の維持などを願って500本ほどの梅を植えたのだそうです。
ひなびた寺なので、平日に行けばゆっくり見られます。
お堂と庭の拝観料は300円で梅のトンネルは無料です。

 


駐車場にも植わっている梅は、白やピンクが盛りできれいでした。
お参りを済ませてトンネルに行ってみたら・・・
なんということでしょう。
まだ2分から3分咲でした。
例年に比べ10日以上開花が遅れているようです。
今年は本当に寒かったのですね。

 

階段を上って本堂跡まで行ってみました。
自然石の階段は上りはともかく、ちょっと下りにくかったですが、趣があります。
両脇から梅の花がかぶさってきたら気持ちいだろうなと思い、開花状態がちょっと残念でしたが、まじかに梅の花を感じられ、これはこれでいいものでした。

本堂跡は白梅が満開になっているものもあり、いい香りが漂い、なんだかわかりませんが、鳥の姿もちらほら見えて、いい心持ちです。


「隠居暮らしはいつでも花見ができていい」といった友人がいます。
まったくね。
これから5月頃まで木花のバトンリレーが続きます。
楽しみにしています。