野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

熱海の温泉栓を見て、自宅に温泉をいれたらいくらくらいかかるのか調べてみました。

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知らない街をふらふら歩くのが好きです。
去年の暮熱海の町をフラフラ歩いていて見つけました。
歩道の上に、よく見る止水弁のほかに温泉弁と書かれているものがあります。
熱海は数えきれないくらい言っているのに、初めて気づきました。

私が下をむいて立ち止まっているのでツレが「どうした」と聞いてきました。
「これ」指さすと、「温泉栓だよ、今まで気づかなかったの」というではありませんか。

止水弁はわかります。
給水管の通水制止用の水栓ですね。
温泉弁は温泉水の給水管の通水制止用の水栓ですか。
そんなものがあるとは、さすが熱海と思いましたが、温泉だって源泉から旅館などへ送らねばならない所もあるでしょう。
考えてみればあって当然です。

 

そういえば、有名な温泉地のいくつかで自宅に温泉を引いているなどということを聞いたことがあります。

 

調べてみました。
熱海は市が温泉供給事業を運営しているようです。
旅館やホテルだけでなく、自宅や別荘などにも温泉を引くことができるようです。

自宅で温泉。
いいではないですか。
気持ちにも体にも良さそうです。
お財布にはどうでしょう。

自宅に温泉を引く場合のお値段を調べてみました。
市のホームページから見られます。

 

まず初期費用として、供給加入金と維持費がかかります
個人の家だと供給加入金は、貯湯倉なしの場合、
浴槽が0.5立方メートルまで473,000円 
   1.0立方メートルまで759,000円。
温泉維持費料金 66,000円

 

利用料金は月ごとの検針によります。
基本料金は30立方メートル以下で15,909円 
それ以上になると追加料金がかかります。
そのほかに計量器管理費が324円かかります。

結構かかりますね。

 

そのほかに、市の管理部分ならよいのですが、個人の管理部分の管理費もバカにならないようです。
結構よい源泉なので逆に湯の華などが配管についてしまい劣化が早いのだそうです。
温度も一定しないことがあるということです。

うーん、これなら、たまに日帰り温泉にいくくらいでいいかなぁ。
その方が非日常で気分転換にもなるしね。