野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ローカルお好み焼き。昨日のお昼は遠州焼き。

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昨日のお昼は遠州焼きを買ってきて食べました。
遠州焼きは当地方のローカルなお好み焼きです。

お好み焼きも地域によりいろいろ特色があります。
関西や広島は本場ですからいろいろバリエーションも豊富です。
去年尾道に行ったときは、尾道ラーメンと尾道焼は外せないと食べてきました。
尾道焼は広島風お好み焼きのバリエーションで、イカ天とスナズリが入っています。
具がコリコリした感触でおいしかったです。



さて、遠州焼き。
この名前は最近のものです。
もともとお好み焼きと言っていました。
ほかのお好み焼きと差別化するために、近年この名前がつきました。

 

特徴は、細かく刻んだ沢庵と紅ショウガが入っていること。
小麦粉の種に沢庵と紅ショウガとキャベツかネギ入りのお好み焼きです。
関西や広島風のどろりとしたソースの濃い味とは違うサラリとしたソースです。
青のりと削り節がかかっているのもお約束。

 

昔は子供が10円玉を何枚かにぎって駄菓子屋にいって食べるようなチープな軽食でした。
薄っぺらいので、半分か三つ折りにしてソースをぬって、削り節と青のりをかけて食べました。
卵をいれたいときは、追加で卵代を払うか家から卵を持って行って入れてもらいました。
それがだんだん卵がレギュラーとして入るようになり、キャベツの量も増え、肉やイカなどいれた豪華なお好み焼きになってきました。
それでも沢庵と紅ショウガとサラッとしたソースと削り節と青のりのトッピングはお約束です。


駄菓子屋やお好みを提供するお菓子屋さんが減るとともに提供する店はだんだん減ってきました。
ところが、最近のご当地グルメブームで、専門のお好み屋さんや居酒屋やスーパーの総菜売り場で復活してきました。
今回購入したお好み焼きは、卵が多めで生地も厚めのため、折らずにそのまま切っていただきました。

ソースの味がきつくなくて、生地の味とほかの具材のマッチングがいい感じです。
肉も海鮮も入っていないけれど、地元のなじんだ味がおいしく感じます。

御馳走様でした。