野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

平均寿命と健康寿命

本を読んでいたら、どっきりすることが書いてあった。
ちょっと古いデータになるが、平成28年の日本人の平均寿命と健康寿命
平均寿命は男性80.98歳 女性87.14歳。
世界一の長寿国。
まあ、めでたいなとおもう。
けれど、医療や介護に依存しないで自立した生活が送れる健康寿命
男性72.14歳、女性74.79歳。

 

www.mhlw.go.jp



ちょっと待て、高齢者は、男性で9年近く、女性は12~13年の長期にわたり医療・介護が必要なのか。

欧米の65歳以上の寝たきり率は10%未満だが、日本は30%台と突出しているという。
長壽ということもあるだろうが、これは・・・・
予防に対する自覚の差が大きいのだそうだ。

平均寿命まで生きたとして、10年以上も介護を必要とする生活。
嫌だぞ。
周りも大変だし、自分もつらい。
遅まきながら予防に励まねば。


健康寿命は、「運動、口腔、栄養」の改善で生活機能の維持向上をし、引き延ばすことができるようだ。
私は、生活習慣病に関しても、健康診断の結果、脂質で要観察くらいで、慢性疾患を持ってはいない。
これから、予防を始めても間に合うだろう。

平均寿命を超えて、ずっと生きたいわけではない。
でも、生きている間は、できるだけ自立していきたい。
最後は、誰かの世話になるだろうけれど、その期間をできるだけ短くしたいと思うのは、高齢者の願いだろう。

 

ところで、こんなことを言い出したのは、「温泉はなぜ体にいいのか(松田忠徳 著)」という本で、温泉浴の効能を読んでいたときに、平均寿命と健康寿命の話がでてきたから。

要約すると、

物質は酸化還元反応をおこなっている。このバランスが崩れて酸化状態が優位になると体調不良となり、病気の兆候が表れる。体が不健康な酸化状態にあるか、健康な還元状態(バランスの取れた状態)にあるかを知り、病気の予防につなげていく。
そして、温泉浴は抗酸化力を高めるのに有効だ。

 

うん。
コロナが終わったら、これからは温泉巡りを積極的に進めていこう。