野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

今更ですが、ちゃんと自立しなくちゃな。

叔父の49日法要だった。
法事は親戚の集まるイベントなのだが、最近は集まる人が少ない。
親の世代が年を取り、亡くなっているのもある。
それ以上に、兄弟やいとこたちが地元にいない。
コロナ下、都会から法事のために、戻ってくることは、なかなかない。


大学に行くため都会に出た子どもが、都会で就職し、家庭も都会でもつ。
そうなると、めったに地元には帰ってこない。
親は、80歳を過ぎ、配偶者をなくし、独り暮らしになっていく。
地方ではよくあるパターンだ。

夫の介護で苦労している知人が、独身で東京で働いている子供に、「帰ってくる気はないか」聞いたら「地元に帰るつもりはない」ときっぱり言われたそうだ。
わがままを言う人ではない。
でも知人自身、持病を持ち、苦しかったのだろう。


子どもには、子どもの人生がある。
その人生に責任を持てない以上、子どもの選択を尊重しなければいけないだろう。


となると、親は覚悟を決めるしかない。
自分は、自分で頑張ろうと。

私も、覚悟をしなきゃいけないな。


誰かの手助けは必要だろう。
でも、覚悟があるとないでは生き方が変わってくる。
少なくとも、子どもが何もしてくれないと、愚痴の多い人生は送らないだろう。
あてにしないんだから。
そして、優しさに出会ったら、それは感謝でしかない。

さみしいかもしれない。
それが前提条件で、そこからいろいろプラスできるよう。
生活していくために必要な関係を構築できるよう。
覚悟を決めて準備をすすめていくことが、必要だろう。

もともと独り暮らしの人には、当たり前のことだろうが、家族がいると、つい頼ってしまう。
最後は、我独りある、なのだろう。