ツレも私もリタイアして在宅時間が多くなっている
世の奥様方に、いつも家にいる旦那様の存在が不評らしい。
退職夫は妻にとってストレスなのか
・朝昼晩と食事の支度をしなくてはならない。自分だけなら昼ご飯はお茶漬けで済ませてもいいけれど、夫がいるとそういうわけにはいかない。
・外出するとき、いちいち口を出してくる。
・友人と会って、帰りが遅くなると不機嫌になる。
・いつも一緒にいて、食材の買い物までついてくる。息抜きできない。
・仕事を辞めたのだから、家事も半分にしてほしいのに、何もしない。
・こちらが家事で忙しいのに、ごろごろしているのを見ると腹が立つ。
などなど
確かに。
妻だって夫がうっとおしいと思いたくないだろう。
夫は仕事を頑張ってやってきたし、感謝している。これからは、ゆっくり自分の時間を楽しんでほしいと思っているんじゃないかな。
でもずっと一緒にくっついてきて、独りになる時間がないというのはつらい。
妻にだって、妻の時間が欲しいし、生活のペースだってある。
それを一気に乱されたら、そりゃストレスたまります。
それに加えて、ごろごろして、世話してもらって当然という態度で、偉そうに文句を言われたら、たまらない。
退職夫がストレスの素にならないためには、妻の立場も考えて、配慮してあげようよってことだ。思いやりは妻からの一方通行じゃダメだよ。それじゃ妻もあきらめて、見捨てざるを得ない。
解決策はわかるよね。
妻の立場も思いやって、ちゃんとコミュニケーションをとって、自分で楽しむすべを身に着けていくことだ。
一生懸命家族のために働いて、勤め上げた挙句、家族に疎まれたら悲しいね。自分のお守りは自分でできるように、頑張ってほしい。
我が家の場合
我が家は、一緒にいる時間が増えているが、今のところ、そういうストレスはない。
お互い好きなことをやって、相手の邪魔はしないが基本だ。
これは、働いていたときからのルールだ。
家に多少のゆとりがあることも大きい。
私は、用事を済ませると、自分の作業部屋にこもって好きなことをする。
買い物についてこられようが、独りになれる時間は十分ある。
予定は、共同のカレンダーに書き込み、毎日夕食時確認して、お互いの予定を把握している。気分転換したいときなど、話し合ってドライブに出かけたりする。コミュニケーションはある程度取っていると思うが、まだお互い言葉足らずで課題だ。
家事に関しては、住み分けている。日々の炊事や掃除・洗濯は私の担当。庭や家の整理・修繕はツレの担当。大掃除は一緒に。
日常の家事で私の割合が大きいが、私はやることがないと退屈する方なので構わない。それに、炊事といっても、面倒だなと思うのは昼ご飯くらいだ。それも、気楽に考えて、カップラーメンやお茶漬けでもいい。どうせ一人ならどちらもそんなものだ。たまには、食パンにハムとチーズだけを挟んだサンドイッチをもって、公園でランチしたりする。掃除もルンバやワイパーを使って省力化している。面倒な時はやらない。
お互い未熟者なので、カチンとくることもあるけれど、それなりにのんきに暮らしている。