野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

「少しはおしゃれに気を使っておけばよかった」と思う、この頃

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若いころ母に言われた。
「もう少し女の子らしい格好をしたら?」
ジーンズに夏ならTシャツ、冬ならセーターばかりだったから。

ある程度の年齢になって、母に言われた。
「いい年なんだから、そんな安物ばかり着るのはやめたら?」


もちろん社会人ですから、身だしなみには気を付けた。
でも、それだけ。


私にはおしゃれな友人が何人かいる。
若いころからおしゃれが好きで、人とは違う、自分なりのスタイルを作ってきた、そんなシニア。
灰汁抜けている。顔の造作・体形関係なしに、格好いい。
彼女らに比べて、私ときたら、モッタリしている。
いまさらですが、これはちょっと嫌だ。

 

「外見なんかどうでもいい、中身が大事」なんて思っておしゃれをしなかったわけではない。
ただ、面倒だった。
おバカだったね。
楽に流れると、振る舞いも楽に流れる。所作が荒れる。
これって生き方にも影響しないか?

 

年取って魅力を発揮するのは、顔の美醜やスタイルではなく、その人の持つ気配じゃないかと思う。
老いれば顔や体の線は崩れる。
それでも「エッ」と思うように目を引く人がいる。

人柄で魅せる人もいるけれど、おしゃれな人もいいよね。
おしゃれは年期、近頃そう感じている。
いろいろ試して、自分のスタイルに落ち着いている感じはいい。
なにも考えずに、試行錯誤してこなかった。
ちょっとしまったなと感じる。

 

こんなとりとめのないことを書いているのは、午後から友人とコンサートに行く。
ハレの日にはハレの恰好というポリシーの人なので、合わせていこうと思うのだけれど、何を着ようか困っているから(´・ω・`)
スーツやジャケット、楽ちんな部屋着はあるけれど、適当なおしゃれ着が見当たらないのだ。